屋根・外壁劣化点検

サービス内容
赤外線サーモグラフィカメラ、ドローンの望遠可視カメラ撮影、高所点検ポールに取り付けたジンバルカメラを使い分け、屋根・外壁の劣化を点検します。

屋根の主な劣化状況

  • スレートの劣化や破損・セメント瓦のひび割れ
  • 苔の発生
  • 瓦屋根の漆喰劣化・ズレや欠け
  • 金属屋根の腐食・錆
  • 棟板金の劣化
  • 谷板金の劣化
  • トップライトからの雨漏り・ドーマードーマーの取り合い
  • 雨樋の劣化・詰まり

状況によって機材を使い分ける

ドローンでの建物点検が主流の中で、当社では赤外線ハンディサーモカメラと赤外線カメラ搭載ドローンと高所点検ポールのジンバルカメラを状況によって使い分けています。

航空法の規制がない赤外線サーモグラフィカメラをメインに使用
赤外線サーモグラフィカメラ

赤外線サーモグラフィーで測定した温度分布データを解析することにより、目視ではわかりづらい建物の雨漏り、外壁の劣化、断熱欠損などの状態を非破壊で確認することができますが、空間分解能と離隔距離(物件との撮影距離)を考えると30万画素以上の赤外線サーモグラフィカメラを使う必要があります。
また、解析ソフトによっては微妙な温度差を捉えきれないことがあります。

高所エリアで飛行に問題ない場合はドローンの望遠可視カメラで撮影
DJI Matrice350RTK

ハンディサーモグラフィは、地上から死角になる壁面や仰角が45°以上になると温度差が正確に測れないため、赤外線搭載のドローンDJI Matrice30TDJI Matrice350RTKを使用することになります。

ドローンは高所(高層マンション、屋根)の撮影に適しています。
足場を組んだりロープアクセスの手間、時間を考えればコストカットが期待できますが、ドローンを飛ばすには航空法やその他の法令を遵守しなければならず、基本的に事前に国土交通省へ飛行許可の申請が必要になります。

なお、雨天や風速5m以上の強風下では飛行できません。また、場所によっては飛行禁止エリアもあり、住宅密集地では電線の密集や隣地境界との隣接など飛行には様々な障害が発生します。たとえば電波障害によるドローンの挙動不安定が起きたり、離着陸に操縦スキルを要求される場合もあります。

離発着場所の確保ができず、道路を使用する場合は警察署に道路使用許可申請をする必要がありますが、そうではない場合でもドローン飛行前には近隣対策上の理由で最寄りの警察署へ飛行する場所や時間の事前連絡をします。

ハンディサーモグラフィもドローンも使用できない場合は、高所点検ポールに取り付けたジンバルカメラで点検
DJI osmo pocket3

撮影場所が狭小スペースな場合や、ハンディサーモグラフィの仰角限界や水平限界を満たさない場合、雨天・強風時、ドローンが飛行できない高所箇所や、屋根などの撮影の場合は高所点検ポールとWi-Fi接続したジンバルカメラ(可視カメラ)を使用します。

ドローンを使うことのメリットと従来の点検方法との違い

ドローンによる屋根点検のメリットは、一般的に「時短」「詳細部位の点検」「屋根材の破損回避」「安全性」「高所や急勾配の点検」「デュアルモニターによる同時映像確認(2台のモニターを使用し、お客様とリアルタイムに映像を確認)」などが挙げられます。

最大200倍デジタルズームを使い、表面形状の劣化現象(「ひび割れ」「き裂」「変形・傾斜」「欠損・破損・損傷」「腐食・錆(汁)」「ズレ(乱れ)」「釘抜け」)の点検をします。
特に線上測定の「ひび割れ」調査には適正な離隔距離(撮影距離)とカメラ性能が要求されます。
また「屋根材の劣化・破損・落下の状況確認」「屋根材の破損・落下」「台風や防風後の確認点検」「屋根材や塗装剤の耐用年数からの定期点検」が行え、漏水の場合には外壁点検や建物内の赤外線サーモグラフィによる点検も同時に実施することがあります。

Priceサービス利用料金

調査・点検 屋根・外壁劣化点検

33,000円~(税込)

機体 Air3、Matrice30シリーズ、Osmo Pocket3
各種申請 各種保険加入済、国土交通省申請済
その他 動画+静止画をデータで納品致します。

調査・点検 戸建ての建物点検(可視カメラ+赤外線カメラ撮影)

220,000円~(税込)

機体 Matrice30T、Matrice350RTK
別途費用 解析報告書作成費、交通費・宿泊費

調査・点検 大規模なビル・マンション、20階調の建物点検

ASK

機体 Matrice350RTK、30T
別途費用 解析報告書作成費、交通費・宿泊費

利用料金はその時の経済情勢に応じて変動することがあります。詳しくはお問い合わせください。

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