あなたの身近に多くのアスベスト!?  =アスベストばく露の実態=

    

放射能(放射性物質)とアスベスト(石綿)は、ともに災害時や解体現場で深刻な健康被害をもたらす有害物質です。
放射性物質による汚染は震災時にマスコミでよく取り上げられましたが、アスベスト飛散はそれに比べて、あまり認知されていないように思います。

最近では、大手法律事務所がアスベスト(石綿)被害に関するテレビCMを行なっています。
実は、2022年(令和4年)改正の石綿規制以降は「工事前の事前調査」が原則義務化されているため、内容によっては労働安全衛生法・石綿障害予防規則違反になる可能性があります。

しかも大きな問題が潜んでいますので、3つだけお話しします。
・アスベスト被害の実態と被害者
・身近に多くあるアスベスト含有建材
・リフォーム会社、施工会社の無知

アスベスト被害の実態と被害者

アスベスト(石綿)被害は、30〜50年の長い潜伏期間を経て中皮腫や肺がんを誘発し、日本では現在も年間に約1,500人以上が中皮腫で死亡するなど被害が深刻化・長期化しています

何が問題かと言うと自覚症状がない潜伏期間が長いので、 1960年代〜90年代の大量輸入・使用で、ばく露した人たちが発症し続けている状況です。

しかも、その被害者は、職業的な曝露(製造業、建設業の労働者)のみならず、家族・環境汚染(家族や解体現場の近隣住民)にまで及んでいます。潜伏期間が長いだけに、子供たちへのばく露が大変気になります。
次の項では、そのアスベストが身近に沢山あると言う話です。

身近に多くあるアスベスト含有建材

戸建住宅で多い石綿建材(※非常に多い順)

・スレート屋根、波形スレート、窯業系サイディング(外部)

・ケイカル板、石膏ボード、Pタイル、ビニル床タイル(内部)

・ダクト断熱材、ボイラー周辺(設備)

特に注意が必要な身近な工事(※多くの人が見落としています。

・エアコン交換、インターホン交換、給湯器交換、太陽光パネル設置
・リフォーム(キッチン交換、ユニットバス交換、トイレ改修)
・外装(外壁塗装、屋根葺き替え)

築年別アスベストリスク

実務上の目安  

築年(単位:年) リスク
〜1980 非常に高い
1980〜1995 高い
1995〜2006 可能性あり
2006以降 基本なし

※2006年全面禁止


リフォーム会社、施工会社の無知

私の身近な業者数社にヒアリングしましたが、石綿含有建材や法改正があったことすら知らない業者が多いのに驚きます。
実際の建築業界ではかなり守られていないと思われます。

理由
1、調査費用がかかる
2、工期が遅れる
3、知識不足
4、リスク意識が低い

業者の方々へ:
状況を理解して、“一般建築物石綿含有建材調査者” の資格は速やかに取得して下さい。
偉そうですみません🙇
お話する内容がまだまだありますが、この辺りで… 怖いですね〜😨

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