「リフォーム見積 解体新書」 見積書の内容で施工会社のレベルが判断出来る! 金額だけで判断してませんか???
ホームインスペクションやドローンでの屋根・外壁点検により、劣化・破損の補修見積書を依頼する事になりますが、リフォーム業者によって様々な見積書のパターンを見受けます。
小修繕だけであれば、金額だけで業者選定を判断する事が多いかもしれません。
しかしながら、屋根や外壁の大規模な補修となるとその様な訳にもいきません。
製品のスペックによる価格の比較はもとより
「屋根工事」においては
・ルーフィングや透湿防水シートの納まり
・断熱における下地と仕上げの納まり
など
「外壁工事」においては
・透湿防水シート、防水テープの採用
・窓まわりの雨漏り対策
など
工事が完成(終了)してしまえば、外皮(建物の内部と外部を隔てる境界部分)は見えません。
いわゆる、施工管理がどの様にされたかは、依頼主は見えないことになります。




納期に間に合わせるために、施工不良や手抜きがあったら問題です。
さらには、職人の無知や仕様書の欠如、さらにはどうしても発生してしまう施工の誤差。
その許容範囲まで具体的であれば、安心できますね。
以下は、主観も含みますのでご参考まで。
見積書の理想の構成(これが完成形)
1.見積書(数量・金額)
2.施工仕様書(材料・工法)
3.工程フロー図(図解)
4.同条件施工事例(写真)
5.保証内容一覧(メーカー/施工)
数量や金額だけの見積書だけではなく、上記の資料で施工内容がわかる様にしたいものです。
出来れば施工後写真があれば完璧です。
資料レベル別・業者割合(体感値?)
| レベル | 内容 | 割合 |
|---|---|---|
| レベル1 | 金額中心の見積のみ | 6~7割? |
| レベル2 | 見積+簡易口頭説明 | 2~3割? |
| レベル3 | 見積+文章による仕様説明 | 1~2割? |
| レベル4 | 見積+仕様書+工程説明 | 5%未満? |
| レベル5 | 見積+仕様書+工程図+事例 | 1%未満? |
レベル1、2が多い主な理由
1.見積=金額提示という文化
2.技術仕様は「現場で調整」が常態化
3.書類作成に時間をかけると採算が合わない
4.契約後の追加・変更前提の業務フロー
5.営業と施工管理が分業されていない
本音の結論
「資料が出ない会社=悪い会社」ではありません。
しかし
「資料が出せる会社=再現性の高い施工会社」
である確率は極めて高いです。
施工は「人」がやります。資料が整っている会社は、人に依存しない施工管理ができています。
もちろん、上記の見積書が整っていなくとも素晴らしい職人さんがほとんどです。
しかし、見積金額が大きくなればなるほど慎重になってしまいますね。