台風10号の爪跡と赤外線サーモグラフィ診断
不動産管理会社にとっては、台風やゲリラ豪雨の情報は気が気ではありません。
案の定、ゲリラ豪雨の翌日に入居者から漏水の連絡があり、翌日訪問しました。
当日は晴れていましたが、赤外線サーモグラフィで天井を撮影したところ、周囲より約2度低い箇所を発見。
(1)一箇所は部屋の中央付近の外壁側(ベランダ側)
(2)もう1箇所は部屋のコーナー
(1)天井裏の野縁(のぶち=下地骨組み)あたりに水分の滞留が見受けられます。
(2)広範囲に漏水があるのかな???
と思いきや。反対側の壁面にエアコンが…
※エアコンの冷気により低温化していると思われますが、その箇所に本当に水分滞留があるかの判断が出来ません。
(ポイント)
赤外線サーモグラフィ点検を行う場合は、エアコンのスイッチを事前に切っておく必要がありますが、この猛暑では無理もありますね。
雨水が侵入したと思われる箇所を補修した後の再点検は次回に。
つづく